2012年11月27日火曜日

仕事でよく使うツール:Firefoxのアドオン

医学系大学図書館で閲覧・レファレンス・ILL・ガイダンス等を担当している筆者がよく使うFirefoxのアドオンをさらしてみる。

Add to Search Bar

URL:https://addons.mozilla.org/en-US/firefox/addon/add-to-search-bar/

このアドオンを入れるとFirefoxの画面右上にある検索バー&右クリックに任意の検索サイトが追加される。
このアドオンを利用して筆者はいくつかのサイトの検索バーを表示させるようにしているのだが、その中でも特に使っているのが以下の2サイト。

  • PubMed http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed
  • Crossref http://www.crossref.org/
PubMedは言うに及ばず、Crossrefが地味に便利。これを入れるとDOIをブラウザの検索バーに入れるだけで本文にアクセスできる。
もしくはPMID叩くだけで文献データにアクセスできる。

はてなスクリーンショット拡張


オンラインDBや検索サイト・Webサービスのスクリーンショットを保存するのに便利。
現在表示しているWebサイトの「表示している部分のみ・全画面・トリミング」を、クリップボードにコピーしたり画像ファイルとして保存(ファイル名はページ名から自動で生成)したりできる。

PrintScreenだとウインドウまで保存してしまって、Firefoxで自分の好きなテーマを設定なんかしていると利用案内には使い辛いので、ガイダンス資料を作るときに重宝している。



他にもいくつかのアドオンを入れているのだけど、これがないと困る!というもののみ厳選してみた。

2012年9月22日土曜日

大学図書館を見学するときのTips

半分趣味、半分は勉強で出張や旅行のついでにいろいろな大学図書館の見学をしているのだけど、そのときにどういうことをすればいいのか、という自戒も込めたメモ。

あくまで個人的な意見であり、筆者もこれをすべて実行しているわけではないのでその点はご容赦ください。


大学図書館を見学するメリット

見識を広めることはもちろんですが、図書館員にとってよその図書館を見学するということは自館を省みることにつながります。館種・規模の大小に関わらず参考になる点は必ずあると個人的には考えています。
また利用者目線で他の図書館を見るという日頃とは異なる体験をすることで、自分の仕事に対しても客観的な視点を養うことができるかもしれません。
あとスタッフの方とお知り合いになれる機会でもあります。現場に行くと、なかなか外に出て来られない図書館の方とも会うことができますし、そうでない方も研修会やイベントといったフォーマルな場ではなく言わばホームでは違った印象を与えてくれるかも。

事前に電話にてアポを取る


その日突然見学を思いついた場合でも、電話しておくといい。
大学によっては学外者の入構を許可していない所もあるし、見学に耐性のない図書館の場合はいきなり訪ねると迷惑をかけてしまい、通常業務に支障を与えてしまう。
土日祝日の場合は、対応できる正職員がいないため写真撮影などの許可をもらえないこともあるのでできれば事前に連絡をしておくのが吉。

写真撮影について

館内での撮影については、当然許可をもらうこと。
利用者が映らないように撮影することは基本。
利用者に対して館内でデジカメの使用を禁止している図書館や、撮影はOKだがシャッター音は立てないようにしないといけない館もある。
携帯よりは普通のデジカメの方が良い。

見学先について調べる

大学、図書館のHPをチェックしてアクセス方法や学部構成・学生数をチェックしておく。大学図書館員であれば自分の所属する大学との相違点等を頭に入れておくとなおよし。

急に見学することになった場合は、近くの書店に駆け込んで受験生向けの大学ガイドだけでも読んでおくとその大学に対しての一般的な評価が短時間で把握できるので結構オススメ。

自館のデータを確認する

スタッフの方が案内してくれる場合、向こうはこちらの図書館についてよく知らないと思った方がよいので、ある程度自館について知識を持っておくこと(蔵書数、学生数、座席数など)。
利用案内等を持参するのもよいかも。

見学のポイント:見学ルート

自由に見学してよい場合は、できれば正面玄関・閲覧室・書庫・バックヤード(事務室等)の順に見学すると良い。特に撮影可能なあとから写真をまとめるときに、その順番の方が見やすいし、実際に現場に行ったことがない同僚や友人に共有するときにも都合がいい。


見学のポイント:サイン

既成品より職員が作成したサインは館の規模に関係なく参考になることが多いので、デザイン・レイアウトや語句の使い方、掲示方法、掲示場所等を見るとよい。

既成品のサインは興味がある場合はメーカー等を教えてもらう。スタッフによってはそこまでご存知でない方も少なくないが、ダメ元で聞いてみると後で教えてくださることも。


見学のポイント:什器

書架は何より、椅子や机といった什器類は場所としての図書館の居心地に関わる要素である。不審がられない程度に触って実際の使用感を試してみる。
机の場合は、「仕切りがあるか」「コンセントがあるか」などのオプションもチェックしてみたい。


見学のポイント:照明

蛍光灯等が切れたらどうしているのか。誰が替えているのか。
ちょっと変わった形状の照明を使用されている場合、特注なのか既成品なのか。
最近は人感センサーで書架の下は照明が点くようにしている図書館もある。


見学のポイント:その他のマナー

閲覧室内で興奮して語らないこと。図書館では静かにしましょう。
利用者・スタッフさんの邪魔にならないようにすること。
貴重な業務時間を割いていただいていることを自覚しておきましょう。


手土産について

基本的にはなくても構わないが、余裕がある場合は地元のお菓子や大学オリジナルグッズ等を手土産に持っていくと良い。
県内の場合は地元デパ地下にある有名菓子店のものが喜ばれるかもしれないが、県外の場合は土産物がある意味名刺代わりになるので地元のものがベター。

仲の良いスタッフさんなどの場合は例外ですが、当たり前だがお菓子はいくら自分が好きだからと言っても分けにくいようなもの、すぐ悪くなるものは避けること。ロールケーキやノーカットカステラなんかはやめましょう。

こちらから無理を言って業務時間外に見学させてもらうような場合はお礼の気持ちを込めて持参した方がいいと思うけど、気張って豪華なものを持っていく必要はないのではないかと思います。かさばるので。。。


見学後に

メールアドレスを教えていただいている場合はできるだけ早くお礼メールを出す。そうすることで、相手にこちらのことを覚えていただけるし、自分にとっては良い復習になる。

2012年9月6日木曜日

[まとめ]貴重資料公開用オープンソースソフト

図書館や博物館では貴重資料(古文書や和綴じ本、掛け軸やら何やら)を電子化してデジタル・アーカイブやら電子化コレクションなどというタイトルでウェブで公開しているのだが、公開形式が結構ばらばらなのでもっと検索がしやすかったりデータが標準化されないかなーと思っている。

で、その一つの解決策としてオープンソースの公開用システムの採用が考えられるので、いつか使いたいなー国内のアーカイブサイトがこういう流れになればいいなーと思ってまとめます。

随時更新予定。

あったらいいなあと思う機能

  • ブラウザ上でデータのアップロード、更新、編集が可能。
  • メタデータと画像データ(JPG、PDF)が登録可能。
  • データは個別、csvやエクセル形式での一括登録・編集が可能。
  • スタイルシートの設定が可能。
  • ぶっちゃけて言うとOJSとかDspaceの貴重資料Ver.

Omeka

URL:http://omeka.org/
関連情報:研究者、図書館、博物館、文書館向けのウェブ出版用オープンソースソフト“Omeka”が正式リリース(2009/6/9、カレントアウェアネス) http://current.ndl.go.jp/node/13156

2012年9月2日日曜日

[まとめ]オンラインで本文が無料で見られる解体新書

ちょいまとめ。
オンラインで全文が無料公開されている解体新書。



「解体新書」基本情報

原著者:Kulmus, Johann Adam(ヨハン・アダムス・クルムス、キュルムス、與般亜覃闕児武思)
訳: 杉田玄白ほか
校訂: 中川淳庵
校閲: 桂川甫周
図:小田野直武
出版者: 須原屋市兵衛
出版年: 安永3 (1774)年

国立国会図書館

提供範囲:序図~巻之四
提供元サイト名: 国立国会図書館デジタル化資料
URL: http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2609149

秋田県立図書館

提供範囲:巻之一~巻之五 ※他館では序図となっている巻が巻之五としている様子。
提供元サイト名: 秋田県立図書館所蔵貴重資料

慶應義塾大学

提供範囲:序図~巻之四
提供元サイト名: 慶応義塾図書館デジタルギャラリー
URL: http://koara-a.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/detail.php?item_id=3235

長崎大学

提供範囲:序図のみ
提供元サイト名:長崎大学附属図書館医学分館所蔵貴重和漢古書目録
URL: http://www.lb.nagasaki-u.ac.jp/search/ecolle/wakan/data/kaitai/catalog.html

内藤記念くすり博物館

提供範囲: 5冊
提供元サイト名: 収蔵品デジタル・アーカイブ
URL: http://www.eisai.co.jp/museum/information/facility/archive/26363/thumbnail01.html
【参考】学芸員のちょっとコラム:ほんものの解体新書(2004.01.23)http://www.eisai.co.jp/museum/curator/column/040123c.html

National Library of Medicine(米国医学図書館)

提供範囲:序図のみ
提供元サイト名: Historycal Anatomies on the Web


関連リンク

日本医術のことはじめ-まじないから解体新書まで-(九州国立博物館)

http://www.kyuhaku.com/pr/exhibition/exhibition_pre90.html
平成24年5月9日(水)〜7月1日(日)に開催された企画展。東京医科歯科大学図書館所蔵の解体新書を原書と共に展示。有名な表紙のある見開きページのみ上記URLから見ることができる。

コレクション探訪:杉田玄白『解体新書』(印刷博物館)

http://www.printing-museum.org/collection/looking/04_02.html
解説あり。例の表紙も掲載。

江戸東京博物館 開館20周年記念特別展 日本橋(江戸東京博物館)

http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/exhibition/special/2012/05/index.html
平成24年5月26日~7月16日に開催された特別展。江戸東京博物館所蔵の解体新書5冊を展示。例の表紙も上記URLに掲載。

福井県立図書館 貴重資料データベース(福井県立図書館)

http://www.library.pref.fukui.jp/webmuseum/collect/detail.do?data_id=3978
一部画像が閲覧可能。

所蔵している大学図書館(順不同、CiNii Booksより)

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA84920774 同志社大学
http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA45286169 筑波大学
http://ci.nii.ac.jp/ncid/BB07514765 名古屋大学
http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA59299056 長崎大学
http://ci.nii.ac.jp/ncid/BB03339120 城西大学(序図のみ)
http://ci.nii.ac.jp/ncid/BB02819608 九州大学
http://ci.nii.ac.jp/ncid/BB04773428 東京大学
http://ci.nii.ac.jp/ncid/BB05661011 佐賀大学

※京都教育大学も所蔵があったようだが、図書館の蔵書検索にはヒットしない。
ソース 解体新書の初版本発見/全5巻、京都教育大書庫で(2003.12.01、四国新聞) 
http://www.shikoku-np.co.jp/national/culture_entertainment/article.aspx?id=20031201000309

※京都大学も所蔵しているようだが、NCに所蔵登録はしていない。
http://m.kulib.kyoto-u.ac.jp/webopac/ufirdi.do?ufi_target=catdbl&ufi_locale=ja&pkey=RB00001510

海外図書館の所蔵

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/nlmcatalog/101230712 NLM(米国医学図書館)
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/nlmcatalog/101147255 同上

2012年7月30日月曜日

図書館用什器を取り扱っているメーカーリンク

完全に自分用メモ。勝手に分類をしていますが各社様とは関係ありません。順不同。

オフィス家具系

ITOKI http://www.itoki.jp/
 ピーナツ(キャスターあり、折りたたみ不可)、クローバー型(キャスターあり、折りたたみ可能)

KOKUYO http://www.kokuyo.co.jp/
 まが玉(キャスターあり、折りたたみ不可)、ひし形(キャスターあり、折りたたみ不可)、リボン型(キャスターあり、折りたたみ可能)

岡村製作所 http://www.okamura.co.jp/
 lemon型、bread型(2つとも脚を折りたたんでスタッキングが可能だが、キャスターなし)

KONGO http://www.kongo-corp.co.jp/

愛知株式会社 http://www.axona-aichi.com/

図書館用品系


規文堂 http://www.kibundo.co.jp/

キハラ http://www.kihara-lib.co.jp/

伊藤伊 http://www.itin.jp/estimate/index.html

2012年7月29日日曜日

日本図書館史について調べるには

とりあえずこのへんは抑えておくべき?

図書

図書・図書館史,佃一可編集 ; 佃一可 [ほか] 共著,(現代図書館情報学シリーズ / 高山正也, 植松貞夫監修, 11)樹村房, 2012.4
http://ci.nii.ac.jp/ncid/BB09095346

Webサイト

図書館史勉強会@関西 関西文脈の会
http://toshokanshi-w.blogspot.jp/

各団体の沿革

日本図書館協会の歴史(日本図書館協会)
http://www.jla.or.jp/jla/tabid/226/Default.aspx

国立国会図書館小史(国立国会図書館)
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/outline_history.html

JMLAの紹介(日本医学図書館協会)
http://plaza.umin.ac.jp/~jmla/ass/index.html

日本病院ライブラリー協会:パンフレット(日本病院ライブラリー協会)
http://plaza.umin.ac.jp/~jmla/ass/index.html

専門図書館協議会とは(専門図書館協議会)
http://www.jsla.or.jp/about/mokuteki.html

2012年7月21日土曜日

Mendeleyで日本語文献・図書をインポートしてみた

Mendeleyを今更ながらインストール、登録して使い始めて色々と分かってきたことをメモ。

インポート元として試してみたのは以下の3サイト。

  1. CiNiiBooks http://ci.nii.ac.jp/books/
  2. J-STAGE https://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja/
  3. 国会図書館サーチ http://iss.ndl.go.jp/

1は普通に連携しているのでデータのインポートはらくらく。ワンクリックでOK。

2は一度RISかBibTexの形式をDLしたあとファイルを開いてインポート。
書誌情報にURLが入っていないのでDOIをコピペしてデータ追加した。本文ファイルも同様。

問題は3。DC-RDFで出力というリンクがあったのでrdfファイルをDLしてインポートしようとしたが、全然だめ。逃げ道としては、CiNiiBooksへ一旦飛んでインポートするという方法が考えられるのだけど、NDL-OPACからCiNiiBooksへの遷移が激しく使えないので現時点ではそれもできない。
(NDLのタイトル情報のデータをCiNiiBooksのタイトルのフォームへそのままぶち込んで検索をかけているようなのだけど、NDLのタイトル情報には著者名などCiNiiのタイトル検索ではノイズになるデータが入っているのでヒットしない。)

ただNDLはRefWorksには対応しているのでRefWorksを利用できる人は一旦Refworksに書誌情報をDLしたあとMendeleyに飛ばすという方法もありかも。
私はRefWorks持ってないのでできませんけど。


ちなみに筆者はあまりMendeleyに関するオンライン上の記事は読まないで適当に使っているんだけど、それでもこれくらいは使えてしまった。という点がすごいかな。


とりあえずNDLの中の人にはもうちょっとがんばっていただきたいと思います。

2012年7月8日日曜日

井上 浩一 (著) ,私もできる西洋史研究―仮想大学に学ぶ,大阪市立大学人文選書, 2012

先日購入した本が非常に良かったので紹介。


・私もできる西洋史研究―仮想(バーチャル)大学に学ぶ (大阪市立大学人文選書) 井上 浩一 amazonリンク CiNiiBooksリンク

ここ数年では「病院図書室デスクマニュアル CiNiiBooksリンク 」クラスに素晴らしい。

この本はタイトルを見れば分かる通り、

  • 西洋史に興味がある一般市民
  • 大学で歴史を専攻している1,2年生

向けである。


だが舞台を「バーチャル大学」に設定し、著者の授業風景を1年から4年までダイジェストでなぞることができるため、

  • 初年次教育を担当することになった大学教員
  • 初年次教育に関わる大学教職員
にとっては授業の進め方や文献検索の指導法、図書館(および司書)の活用にたいへん参考になる。


特に前半部分の「レポートの書き方」については、どうやってプロットを立てていけばよいのか、文献の管理方法等についてもかなり丁寧に書かれているので、歴史専攻以外の大学生にもオススメしたい。

バーチャル大学HPトップ画面バーチャル大学HP
(レポートの書き方や文献検索方法に関する資料が公開されている。)



いくつかツッコミ&補足。

p73で文献検索ツールをいくつか紹介しているが、「本の情報を探す」場合にCiNiiBooks、「全国の大学図書館を探す」場合にはWebcatを紹介している。
CiNiiBooksはWebcatの後継サービスという位置づけであり、来年3月末にサービスを終了する予定のため、重版がかかった場合はこの項目については修正が必要なのではないか。

単にCiNiiBooksの所蔵館検索に不満があるからWebcatを紹介しているだけなのかもしれないけれど。


また、歴史学の世界はまだまだ情報源のメインが紙媒体の史料なので、他分野の研究方法については他の資料を漁るべきだと思う。

2012年7月1日日曜日

主な文献管理ツールの比較

文献管理ツールの比較、既に色々な場所でされていますが自分用に。
EndNote
Desktop
EndNote
Web
Refworks Mendeley Papers
価格\52,290
学生版あり。
機関契約
(Desktop版を
持っていれば利用可能)
機関/個人契約無料
有料オプションあり。
€59 / $79
対応OSWin/Mac問わない問わないWin/Mac/LinuxMacのみ
日本語
インタフェース
×××
本文PDF添付×
(Desktop版(X5)を
持っていれば◯)
PubMed連携
医中誌Web連携××

ざっと比較してみての結論は、英語文献しか必要ないという人はMendeleyで十分、日本語文献も管理したい人はEndNoteってところでしょうか。


私は、CiNii・医中誌Webといった日本語文献の方がよく使うので、職場で契約しているEndNoteWebで十分のようです。デスクトップ版は5万もする割には日本語インタフェースじゃないというのは痛い。


しかしEndNoteやRefworksは機関契約なので大学を卒業or異動で契約外の環境になってしまったら使えないので他のソフトを初めから使うという手もありかも。


2012-07-03追記
RefWorksの価格、本文PDF添付を修正。


2012-07-11追記
EndNote Desktopの価格追記。

2012年4月20日金曜日

無料公開されている看護系大学紀要まとめ

リポジトリだけじゃないのが結構あるのでまとめてみるテスト。
気が向いたら追加する。

  • 三重看護学誌(三重大学) http://miuse.mie-u.ac.jp/handle/10076/28
  • 保健学研究(長崎大学) http://naosite.lb.nagasaki-u.ac.jp/dspace/handle/10069/9768/bulletin/
  • 山口県立大学看護栄養学部紀要(山口県立大学) http://www.yamaguchi-pu.ac.jp/index.php?M_ID=1416

2012年4月3日火曜日

医中誌WebとJMEDPlusと最新看護索引Webのちょっとした比較

ガイダンス資料を作ってて気になったので専門図書館No.245っぽい表を作ってみた。
(2012.4.3調べ)

DB名称 医中誌Web JMEDPlus 最新看護索引Web
収録開始年 1983年~ 1981年~ 1987年~
収録誌数 約5000誌 逐次刊行物13,207誌
公共資料・会議録17,385冊
(2012.3現在)
約800誌
収録件数 約788万6000件
(2012.4時点)
約619万件
(2012.03.21時点)
約19万5000件
(2012.3時点)
更新 月2回 月4回 月1回

2012年3月11日日曜日

石井 敦 (著), 日本近代公共図書館史の研究, 日本図書館協会, 1972

最近ちょっと図書館史に興味があって本を探したりしています。
そこでオススメされたのが上記の図書なのですが、Web上にどうも目次情報がない様子(CiNii Books、Amazon、NDL-OPAC)。

で、現物を地元の公共図書館で借りることができたのでメモがわりに目次をここに書いておきます。





石井 敦 (著), 日本近代公共図書館史の研究, 日本図書館協会, 1972
CiNii Books 所蔵情報

目次


I
日本図書館史上に於ける山口図書館の意義 p1-42
1910年の転機 -小松原文相の「訓令」をめぐって- p43-66
黎明期の日本公共図書館運動 -秋田書籍館を中心に- p67-91

II
我が国巡回文庫の頽廃化の歴史 p95-121
中小公共図書館経営論の系譜 p122-152

III
図書館思想の導入 p155-162
自由民権運動と書籍館 p163-179
明治社会主義運動と図書館 p180-219

IV
日本における民衆運動と図書館 p223-238
公共図書館の百年 -活動を中心に- p239-271


主要文献目録 p274-295
公共図書館統計 p296-298
日本公共図書館年表 p299-334 ※明治1年から昭和45年
あとがき p335-343
初出一覧 p344
索引 p345-355

2012年2月7日火曜日

新しくなった英国図書館蔵書検索に関するメモ

久しぶりの更新。

メモ代わりに2012年1月より新しくなった英国図書館(British Library、BL)の蔵書検索画面について。

http://explore.bl.uk/


これがトップページ。
「Explore the British Libary」というのが新しい検索画面の名前らしい。
前は「British Library Integrated Catalogue」という名前だった。


画面上部の検索フォームに入力すると、候補がずらずらと出てくる。左サイドバーで資料種別などを選べる。入力したキーワードがハイライトされるのは最近の主流?

ものによっては書影も表示されると思われる。


1番上にヒットしたタイトルをクリックすると、各タイトルの下に「Details」(詳細)が表示。詳細と言うほどの情報量でもないような気がしないでもない。

複写の著作権料はここの「Rights」に書かれている。
1GBP=約120円。


もう少し詳しい書誌情報は「Links」>「MARC display」から。


雑誌の場合は「Links」>「View record in Copac」から巻号ごとの所蔵情報が確認できる。

以上。