2011年1月26日水曜日

”Goodbye PubMed, hello raw data”を和訳してみた

英辞郎+Yahoo翻訳+自分の解釈が入ってます。あしからず。

原文はこちら
出典→BMJ 2011; 342:d212 doi: 10.1136/bmj.d212 (Published 12 January 2011)

PubMedにさよならして、生データに向かう

昨年の新型インフルエンザのパンデミックが終息した。ありがたいことに、これは予想よりも少ない患者と死者だった。今年の季節性インフルエンザの流行は北半球周辺である(p134)。インフルエンザワクチンの入手に関する英国の問題は解決されたようだが、私の関心は今年の抗ウイルス剤への関心の低さだ。

ノイラミニダーゼ抑制剤がWHOによってインフルエンザ予防の重要な方法で販売促進され、オセルタミビル(タミフル)が、世界中の政府によって大量に備蓄されたのを覚えているだろう。
この薬は、幅広い範囲でかつ容易に利用できるようになったが、未使用ものが大量に残っていた。その効果について重大な疑いが起きたのを思い出すだろうか。

2009年の終わりに我々は、健常な成人以外の風邪の治療として、抗ウイルス剤のCochrane reviewの最新版を発表した(BMJ 2009; 339:b5106)。
BMJおよびChannnel 4(イギリスの公共テレビ局)の調査で報告されたように、製薬会社Roche(タミフルの製造元)に早期の検証要求を繰り返していたにもかかわらず、彼らはオセルタミビルが合併症を減少させるという彼らの初期の検証を確認できるのに必要な試験データを提供できなかったことをレビュワーは発見した(BMJ 2009; 339: b5374)。

今週コクランチームは、Rocheの主張の穴についてthe systematic review enterpriseで説明した(p148)。彼らがRocheから得た不完全な情報は、発表されたオセルタミビルの記録がどれほど不十分かということを証明しただけだった。主要な2つの公開された試験はいかなる有害な事象に触れていないが、Rocheによる部分的な研究報告書は10の深刻な事象を載せており、そのうちの3つはおそらくオセルタミビルによって分類されたものだった。苦労して、業界と非業界の試験を漁り、彼らは、BaselにあるRoche本社がリストに載せていなかったRoche上海による1つの大規模試験を発見した。
規制された文書を調べることで、彼らは、オセルタミビルの最も大きな第3位相試験(未発表)が調整された文書ではほとんど触れられないことを知った。

これからは、彼らが言うには、レビュワーは未発表の試験だけではなく、出版の偏りについての懸念は常に焦点になるが、ピアレビュー誌に発表されたすべての未発表のデータにもアクセスできるようにする必要がある。レビュワーは、全体の試験計画を評価する必要があるので、新しいツールや方法が必要だ。試験報告が不完全な場合、レビュワーはthe drug regulatorsからレポートに目をむけなければいけない。Cochrane reviewの筆頭著者であるTom Jeffersonが我々に言ったように、「これはPubMed、EMBASEへのさよならだ」

レビュワーは、Cochraneサイトにこのレビューのための新しいスタイルの議定書を掲載した。そして仕事の巨大さを受け入れて、それほどのタスクが伴うかを記録している。
しかし、それはそのような英雄的なアプローチはヘルスケアの全体で支えられないということと、研究社と監査機関によって資源の制約が与えられるということは誰にでも明らかでなければならない。
試験からの生データは自由に入手されるべきだということが、唯一の真の解決方法のように見える。

An-Wen Chanが彼のeditorial(p.117)で同意したように、ジャーナルはこの現象を行わせるという明確な役割を担っている。医学雑誌編集者国際委員会まで数ヶ月。これは、委員会の議題になるだろう。

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